尿失禁&産後ゆる膣

尿もれは、約1/3の女性が経験する一般的な症状です。

また、膣の緩みは健康な性生活を過ごす上で、問題となることがあります。

以下では、尿もれを中心に説明しますが、尿もれ対策は、そのままゆるい膣対策にもなります。

【尿もれタイプ】

尿もれには大きく分けて二つのタイプがあります。

腹圧性尿失禁 切迫性尿失禁
症状 せきやくしゃみをした時など、お腹に力が入った瞬間にもれること。 トイレが間に合わないで、尿が漏れること。
原因 骨盤底筋の弱体化 膀胱が過敏になっている状態
発生頻度 全体の約80% 20%前後

【尿もれの原因】

尿もれは、女性に高頻度で観察されます。

女性 男性
尿道の解剖学的特徴 短い、太い、直線的 長い、細い、字状
生理的現象 妊娠による骨盤底筋の損傷 そのような原因なし

骨盤底筋とは?

骨盤底筋

骨盤底筋とは、前方は恥骨、後方は脊椎に付着している筋肉の総称を指します。

骨盤底筋は尿道、膣、そして直腸の出口のコントロールに影響を及ぼすため、この筋肉が弱くなると、尿もれやゆるい膣の状態となります。

左図に示すように、骨盤底筋をウエイトトレーニングで強化するためには、中央に位置する膣の部分に重りの負荷を与えて、筋肉を緊張させることが最も効果的です。

骨盤底筋が健康な状態ならば、運動等でお腹に力がかかっても、骨盤底筋が反射的に収縮して、尿もれを防ぎます。

しかし、骨盤底筋がゆるむと、筋肉が十分に緊張することができず、尿がもれてしまいます。

膣のゆるみの原因

膣のゆるみの原因として、以下があります。

  • 出産等による骨盤底筋の損傷
  • 通常よりも太いものの挿入

尿もれ、ゆるい膣に対する対策

骨盤底筋に特化した運動器具の使用

ここで紹介する「アクアフレックス」-メディカルトレーニングシステムは、骨盤底筋を特異的、集中的に鍛えるための運動器具です。

1日20分間使用することで、多くの女性で8-12週間で尿もれの症状が消失します。

「アクアフレックス」はカプセル状の製品で、重りを組み合わせて、入れることができるようになっています。

すなわち、骨盤底筋のウエイトトレーニングシステムです。

カプセルの大きさおよび重りは自由に選択できるようになっているため、症状が軽度から重度の患者さん、および身体が大き方や小さい方でも使用可能です。

このような、器具を使用した骨盤底筋のトレーニングは日本ではほとんど知られていませんが、海外では主流な方法です。

写真 アクアフレックス

アクアフレックス

骨盤底筋がゆるい場合には、正常への回復効果が期待されます。

一方、骨盤底筋が正常な方は、負荷をかけた運動を行うことで、通常よりも骨盤底筋を強くすることができます。

骨盤底筋を鍛える運動

現在、様々なトレーニング法が提唱されており、一定の効果が認められています。

その一方で、運動を正しくしなければ、骨盤底筋を鍛えていると自分は思っていても、実は腹筋を鍛えている、ということがよくみられます。

そのような場合には、当然のことながら運動の効果が限定的です。

骨盤底筋の運動に関しては、ユニチャームなどのサイトに詳しく紹介されていますので、ご参考にして下さい。

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